子どもと一緒の旅行は楽しい反面、荷物が多くなりがちです。準備の段階で「あれも必要、これも必要」と詰め込んでしまい、結果的にスーツケースがパンパンに…。しかし、本当にすべて必要でしょうか?
旅行を快適にするためには「厳選した持ち物」を意識することが大切です。この記事では、最低限の持ち物リストを紹介し、旅の荷物をスリム化するコツをお伝えします。
持ち物リスト(基本編):絶対に外せない必需品は?
子ども連れの旅行では、最低限持っていくべきアイテムを押さえておくことが重要です。以下の持ち物リストを参考に、不要なものを削減しつつ準備しましょう。
貴重品・電子機器
- 財布(クレジットカード・現金)
- スマホ&充電器(モバイルバッテリーがあると便利)
- 健康保険証・母子手帳(緊急時に備えて)
子ども用アイテム
- おむつ&おしりふき(年齢に応じた枚数)
- 着替え(1日1セット+予備1枚)
- 軽量ブランケット(移動中の温度調整に)
- お気に入りのおもちゃ or 絵本(ぐずり対策)
- おやつ&水筒(移動中の小腹対策に)
親用アイテム
- 動きやすい服&靴(抱っこや移動が多いため)
- 大きめのトートバッグ(サブバッグとして)
- ウェットティッシュ&ビニール袋(食べこぼし&汚れ対策)
- エコバッグ(急な買い物用)

旅行スタイル別 持ち物の最適化術
旅行の移動手段や宿泊施設によって、持ち物を調整することも大切です。
【新幹線・電車旅の場合】
- 軽量バギー or 抱っこ紐(車内や観光時の移動が楽に)
- 子どもが座りやすいクッションやネックピロー(快適な座席確保)
- 静かに遊べるおもちゃ(周囲の迷惑にならない工夫)
- 車内用の折りたたみテーブル(おやつやおもちゃを置くのに便利)
- のど飴やおしゃぶり(気圧変化対策)
【車移動の場合】
- タブレット&イヤホン(長時間ドライブの退屈対策)
- チャイルドシート用カバー(食べこぼしや汚れ防止)
- 簡易ゴミ箱(お菓子やティッシュのゴミをまとめる)
- 冷却シート&虫除けスプレー(夏場の暑さ&虫対策)
- 子ども用のトラベル枕(長時間移動でも快適に)

【宿泊先での便利アイテム】
- 使い捨てスリッパ(ホテルの床が気になるときに。特に小さな子どもがいる場合、裸足で歩き回ることが多いため、清潔に保つためにも便利です。また、お風呂上がりや廊下を歩くときにも役立ちます。)
- 折りたたみバケツ(洗濯や靴の汚れ落としに。例えば、子どもが外で遊んで泥だらけになった靴をさっと洗うのに便利です。また、食べこぼしで汚れた服を手洗いしたいときにも役立ちます。さらに、お風呂におもちゃを持ち込むときの収納としても活用できます。)
- コンパクトハンガー&洗濯ロープ(服を乾かしたいときに便利。例えば、子どもが食べこぼしで服を汚してしまった際に、洗面所で手洗いし、そのまま室内で干すことができます。また、雨の日や湿気の多い場所では、乾燥が遅れるため、追加の干し場を確保できると便利です。さらに、水遊び後の濡れた水着やタオルを干すのにも役立ちます。)
- ポータブル加湿器(乾燥対策。特に冬場やエアコンが強めのホテルでは、空気が乾燥しがちです。子どもの肌や喉の乾燥を防ぐため、小型のUSB加湿器を持っていくと快適に過ごせます。夜間に加湿することで、風邪の予防にもつながります。また、移動中の車内や新幹線の中で使えるタイプもあり、長距離移動時にも役立ちます。)
- 携帯用除菌スプレー(気になる場所の衛生管理。例えば、新幹線や飛行機の座席テーブル、ホテルのリモコンやドアノブ、レストランの子ども用椅子など、頻繁に触れるけれど清掃が行き届いていない可能性のある場所をサッと除菌できます。また、外出先で手を洗えないときにも活躍し、食事の前後や子どものおもちゃを清潔に保つためにも便利です。)

旅行中の荷物を減らす3つのコツ
荷物をできるだけ減らすことで、移動が楽になり、旅がより快適になります。以下の3つのコツを活用して、持ち物を最小限にしましょう。
宿泊先のアメニティをフル活用
ホテルによっては、子ども用のパジャマや歯ブラシ、おむつ用のゴミ袋などを提供している場合があります。宿泊先の設備を事前に確認し、持っていく荷物を減らしましょう。
現地調達できるものは持たない
おむつやおやつなど、現地のコンビニやドラッグストアで購入できるものは最小限に抑えましょう。「足りなくなったら買う」というスタンスが、荷物削減のコツです。
圧縮袋&仕分けポーチでコンパクトに収納
衣類は圧縮袋を活用するとスーツケース内のスペースを節約できます。また、細かいアイテムは仕分けポーチで整理すれば、取り出しやすくなります。

まとめ:持ちすぎないことで、旅がもっと楽しく!
子連れ旅行では、「あれも必要かも…」とつい荷物が増えてしまいますが、本当に必要なものを見極めることが大切です。最低限の持ち物で、移動も宿泊も快適にし、旅を思い切り楽しみましょう!
次回の旅行の際は、ぜひこの持ち物リストを参考にしてみてください。
