『商品の利用期限が迫っています』という1通のメールが来ていました。
『どの商品券だったかな?』なんて思いながら、メールを開いてみると次のような内容のメールが届いていました。
『ショッピング商品券の利用期限が迫っています
あなたの保有額
2000円分
http://lil.ge/pWcQx
-----------------------
●2,000円割引券●
割引コード:YRW9X5
コード期限:2024/10/6
配信停止:http://lil.ge/SNICa
----------------------』
保有額が2000円?どれだろう??
その下にはリンクが・・・
危うくクリックするところでした。
これ、迷惑メールです。
商品券には期限がある?
発行されている商品券によって有効期限があったり、ないものがあります。
2010年4月から施行された「資金決済法」により、商品券やギフト券などの発行者は、それらの利用を終了した場合には、一定の手続きにより、保有者に対し払戻しを行うことが定められています。これらの情報は、発行者のウェブサイトや一般社団法人日本資金決済業協会のホームページ、日刊新聞紙、店頭などで告知されます。
もし該当のものがありましたら、払戻し期限が決められていますので、必ず発行者に期限内に申し出るようにしましょう。
払戻し申し出期限を過ぎてしまった場合の取り扱いについては個別の問題となりますので、発行者に問い合わせてください。
有効期限があるものは期限内に利用するようにしましょう。
独立行政法人 国民生活センターhttps://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2016_05.html
商品券を確認してみよう
具体的に2000円の保有額があります。なんて記載されていたら思わずクリックしてみたくなりますが、どこの商品券なのか?など具体的な情報が全く記載されていません。
商品券を持っているなら、実際に商品券を確認して有効期限などが記載されているのかを確認してみましょう。
迫りくるものには冷静に対処しましょう
迷惑メールは、『期限が迫っている』とか『利用停止』など緊急性があるようなことを書いてクリックさせようとしてきます。
ちょっとした焦りで、個人情報を入力してしまい、お金や個人情報を盗まれてしまうようなことがないように気を付けましょう。
まとめ
・商品券には期限がある?
・商品券を確認してみよう
・迫りくるものには冷静に対処しましょう