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転職で注意!ずっとある求人は危険信号?見抜く5つのポイント

転職サイトを見ていると「この求人、前も見たような…」と気になったことはありませんか?実は、“ずっとある求人”にはそれなりの理由があります。私は3回の転職を経験する中で、求人情報の裏に隠された“危険なサイン”をいくつも見てきました。本記事では、私の体験をもとに見抜き方をお伝えします。

なぜ「ずっと掲載されている求人」が存在するのか?

転職サイトで頻繁に見かける“常連求人”には、いくつかの共通したパターンがあります。

私自身、2社目の転職時に応募した企業は、半年以上同じ求人を出し続けていました。内定をもらい入社したものの、3ヶ月で退職。その理由は、慢性的な人手不足と過酷な労働環境にありました。

このように「長期間出続けている求人」には以下のようなリスクが潜んでいます。

  • 人が定着せず、常に募集をかけている
  • 採用してもすぐ辞めてしまう環境(ブラック気質)
  • 実は採用する気がなく、“広告枠”の確保目的(いわゆる釣り求人

ブラック企業が求人を出し続ける理由

実際に私が経験したブラック企業は、次のような特徴がありました。

① 離職率が異常に高い

新入社員が毎月3人以上入ってくるのに、1ヶ月後には半分いない。これは私の2社目で見た実情です。表向きは「成長中の企業」でも、実態は“人が持たない職場”でした。

② 労働環境が改善されていない

「改善に取り組んでいます」と言いながら、具体的な変化が見えない。入社前に労働時間や業務内容を聞いても「まずは現場で学んで」と濁された場合は、要警戒です。

③ 採用が広告化している

転職サイトで目を引くようなデザイン、キャッチコピーばかりに力を入れている求人も注意。実際の労働条件と全く合っていないことが多く、企業側が“見せ方”だけで応募数を増やそうとしているケースです。

実際に見かけた「怪しい求人」の特徴5選

以下は、私がこれまでに「これは怪しい」と感じた求人の共通点です。

特徴実体験に基づくポイント
年中無休で掲載3ヶ月経っても内容が一字一句変わらず掲載され続けていた会社がありました。
条件が漠然としている「年収300万〜900万」「仕事内容:営業全般」など、範囲が広すぎる場合は注意。
「未経験OK!高収入!」3社目でこの言葉に惹かれて入社しましたが、成果主義でノルマ地獄でした。
口コミがボロボロ中小企業の情報が多い「転職会議」や「ライトハウス」などで、評価が低く、特に退職理由が「精神的にきつい」「人間関係が最悪」などの口コミが複数ある企業は要注意でした。
求人文の使い回し毎月同じテンプレートの求人を出している会社は、採用意欲が疑わしいです。

📌 補足情報

  • 中小企業を調べるなら:「転職会議」「ライトハウス(旧:カイシャの評判)」「en Lighthouse」などが口コミ数・質ともに充実しています。
  • 登録不要で一部閲覧できるサイトもあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

信頼できる求人を見分ける5つのチェックリスト

私が4社目の転職活動(現在の勤務先)で心がけたチェックポイントを紹介します。これを意識するだけで、怪しい求人を避ける精度が格段に上がりました。

  1. 企業HP・SNSの更新頻度を確認
     ⇒ 採用以外の情報(社内イベント・社長メッセージなど)が更新されているか。
  2. 平均勤続年数の記載をチェック
     ⇒ 3年以上が目安。短い場合は理由を必ず面接で聞く。
  3. 業務内容が具体的に記載されているか
     ⇒ 「営業」ではなく「既存顧客への法人営業、テレアポは月〇件」など。
  4. 口コミサイトを“具体性”で判断
     ⇒ 評価よりも「辞めた理由」に納得感があるかをチェック。
  5. 転職エージェントに率直に聞く
     ⇒ 「この求人って離職率高いですか?」と聞くと、意外と正直に答えてくれます。

まとめ:求人の“掲載期間”に敏感になろう

転職活動では、給与や仕事内容だけでなく、「その求人がどのくらい前からあるか」にも注意を払いましょう。

私のように「なんとなく」で応募してしまうと、時間もキャリアもムダにしてしまいます。情報を鵜呑みにせず、裏を読む力が、後悔しない転職を実現するカギです。

求人チェックリストを活用しながら、納得のいく職場を見つけてください。

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