嵐電(京福電鉄)で運行を開始した新型車両『キョウトラム』。
鮮やかなブルーの車体と未来的なデザインに、思わず目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、キョウトラムの特徴や運行区間、注目の内装、撮影スポットまで詳しくご紹介します!
キョウトラムとは?誕生の背景と目的
キョウトラムは、京都市と京福電鉄が連携して導入した新しいタイプの路面電車です。
名前は「京都」と「トラム(路面電車)」を掛け合わせた造語で、京都のまちづくりを支える新しい象徴として誕生しました。
導入の背景には、「環境にやさしい移動手段の提供」「観光と地域交通の両立」「地域の景観に調和したデザイン」があり、地元住民と観光客の双方にとって魅力的な移動手段を目指しています。
どこを走っている?運行区間とルート情報
キョウトラムは、嵐電の嵐山本線(四条大宮~嵐山)を中心に運行しています。
つまり、観光で人気の嵐山エリアへ向かうルートであり、四条大宮や帷子ノ辻など主要な乗り換え駅も経由します。
停車駅の例:
- 四条大宮
- 西院
- 帷子ノ辻(かたびらのつじ)
- 嵐山
日によって運行ダイヤは変わるため、最新の情報は公式サイト「X」で確認するのが確実です。https://x.com/Randen_Official
何時に乗れる?運行時間とダイヤの確認方法
キョウトラムは通常のダイヤの一部として運行されています。特別列車というより「通常の嵐電の中に1台特別車両が紛れている」といった形です。
ダイヤ確認方法:
- 京福電鉄公式サイトの時刻表
- 「京福電鉄 公式X(旧Twitter)」で運行情報を告知
- 駅構内の掲示板でも車両番号の案内あり
朝や夕方の通勤時間帯にも走っているため、通勤中に偶然出会えることもありますよ。
車内の様子と外観デザインの魅力
キョウトラムの最大の特徴は、なんといってもその鮮やかなブルーの外観。
光沢のあるパネルで構成された車体は、光を反射しながら市街地を走る姿が非常に美しいと評判です。
車内のポイント:
- ウッド調のフローリング
- パープルをアクセントにした落ち着いた座席
- 窓が大きく開放感のある車内空間
- 吊り革や照明も京都らしい和モダンテイスト
清潔感もあり、誰でも気軽に乗れるのに、特別な空気感を感じさせるデザインです。
撮り鉄も注目!おすすめ撮影スポット5選
キョウトラムは走っているだけで目を引く車両。写真映えも抜群です。以下の場所は撮影にもってこいのスポットです。
- 嵐山駅構内:観光客の賑わいと一緒に撮影できる
- 西院駅付近のカーブ:スピード感のあるショットが撮れる
- 太秦広隆寺駅前の踏切:構図が組みやすく定番スポット
- 嵐電天神川駅周辺の開けた区間:背景がすっきり
- 帷子ノ辻駅のホーム端:対向車両とのツーショットも狙える
※撮影時は周囲の安全とマナーを守りましょう。
乗るには?乗車方法と料金について
キョウトラムは特別料金は不要で、**通常の嵐電運賃(大人1回220円)**で乗車可能です。
予約も不要なので、タイミングが合えば誰でも気軽に乗ることができます。
お得な乗車券も:
- 嵐電1日フリーきっぷ(大人700円)(こども350円)
- 市バス・地下鉄との乗り放題パスもあり
観光で1日まわる予定の方にはフリーきっぷが圧倒的にお得です。
キョウトラムはいつまで見られる?運行期間の情報
現在のところ、キョウトラムは常設車両として導入されており、期間限定ではありません。
将来的には、追加のカラーリングバリエーション車両も導入される計画があるとのことで、今後の展開にも注目が集まっています。
他の嵐電特別車両との違いは?
嵐電ではこれまでにも、アニメコラボ車両やレトロ車両などが登場してきました。
しかし、キョウトラムはそれらと一線を画し、**観光客と地域住民双方に向けた“次世代スタンダード車両“としての性格が強いです。
シンプルでモダンなデザインであるため、普段使いも観光も両立できるのが特徴です。
まとめ:見て楽しい、乗って快適なキョウトラムへ!
キョウトラムは、京都の新しい顔ともいえる次世代路面電車。
日常の中で出会える特別感、観光の途中で出くわすワクワク感を味わえる魅力があります。
京都観光のついでに、また日々の通勤・通学の合間に、キョウトラムに乗ってちょっとした旅気分を味わってみませんか?