「かゆい…!」
夜中に目が覚めて腕を見たら、蚊に刺されていた——そんな経験、誰でも一度はあるのではないでしょうか?
特に暑くなってくる季節、窓を開けて寝ていると、知らないうちに蚊が侵入してきて快眠を妨げてきます。この記事では、「寝ていたら蚊に刺された!」という場面での対処法から、翌日からできる予防策まで、主婦目線でわかりやすくまとめていきます。
1. なぜ寝ている間に蚊に刺されるの?
蚊は夜行性の昆虫。特に多くの種類が夕方から明け方にかけて活動します。
寝ているときは体温が上がり、汗をかくことで蚊が好む「におい」や「二酸化炭素」が多くなります。さらに、動かない体は絶好のターゲット。刺されやすいのは腕・足・顔まわりが多く、布団から出ている部分は要注意です。
2. かゆくて眠れない!刺されたときの応急処置

夜中に刺されてかゆくて眠れない…そんな時、まずは以下の方法を試してみてください。
● 冷やす
氷や保冷剤をタオルに包み、刺された部分を冷やすとかゆみが軽減します。
● お酢やレモン汁を少し塗る
弱酸性の成分は蚊の唾液による炎症をやわらげることがあります。少量を綿棒で塗る程度でOK。
● 掻かない!
掻くと炎症が悪化し、痕が残りやすくなります。できるだけ触らないよう意識しましょう。
● 薬があれば使用
市販の虫刺され用のかゆみ止めがあれば、それを使うのが一番手軽です。
3. 蚊に刺されない寝室づくりのポイント
日中は気にならなくても、夜になると蚊が入ってきやすくなる室内。少しの工夫で蚊を寄せつけにくくすることができます。
● 網戸をチェック&閉め忘れに注意
小さな隙間から蚊は簡単に入ってきます。破れやゆるみがないか確認を。
● 扇風機を使う
蚊は風に弱く、空気の流れがある場所には近づきにくくなります。
● アロマオイルや蚊取り線香の活用
ラベンダーやユーカリなどのアロマは、蚊よけにもおすすめ。就寝前に数滴、ディフューザーで使うと効果的です。
● 室内の水たまりをなくす
観葉植物の受け皿や、濡れた雑巾の放置なども蚊の発生源になります。寝る前のチェックが大切です。
4. 蚊に刺されやすい体質もある?
実は、体質によって蚊に刺されやすい人とそうでない人がいます。
蚊が好む条件にはこんな特徴があります:
- 体温が高い人
- 汗っかきな人
- お酒を飲んだ後の人
- 黒い服を着ている人
また、にんにくやビタミンB群を摂取することで蚊を寄せつけにくくなるという説も。普段の食生活でも蚊よけができる可能性があります。
5. 蚊を見つけたときの対処法
もし寝室で「プ〜ン」と音がしたら、以下のような方法で対処しましょう。
- 明かりをつけて蚊の位置を確認
- 壁などにとまったところを狙って退治
- 捕まえられないときは、電気式蚊取りやスプレーを使用
就寝前に軽く部屋を見回すだけでも、翌朝の被害を減らすことができます。
まとめ:刺されても慌てない、予防も忘れずに
夜中に蚊に刺されると、ただの虫刺され以上に「睡眠の質」にも大きく影響します。
まずは冷やす・掻かない・清潔にの三原則で応急処置をしっかり行いましょう。そして、寝室に蚊を寄せつけない工夫や体質改善で、これからの季節を快適に過ごしてくださいね。