「うわあーっ!クモがいる!」
ベランダに出現した大きなクモに驚いて、次男が逃げまどって大騒ぎ。こんな状況、どう対応すればいいのか?クモの種類や危険性、安全な追い出し方まで、家族を守るための対処法をまとめました。
ベランダに出現する「大きいクモ」の正体とは?
ベランダで見かける「大きくて怖い」クモ。実はその多くが人間に害を与えない種類です。よく見られるのは以下のようなクモたちです。
- アシダカグモ:足を広げると10cm以上にもなる大型のクモ。見た目はインパクト大ですが、人間を噛んだりしない「益虫」。家の中のゴキブリを食べてくれる頼もしい存在です。
- コガネグモ:黄色や黒の派手な模様が特徴。毒はなく、刺すこともありません。主に植物の周囲に巣を張るタイプです。
「大きくて怖い=危険」というイメージがありますが、日本国内にいるクモで人間に深刻な害を与えるものはほとんどいません。
次男が逃げまどう!家庭内パニック時の対処法

クモが怖くて泣いてしまった子どもへの対応は、まず「落ち着かせること」が第一です。
- 「もう大丈夫だよ」「パパが何とかするから」と安心させる言葉をかけてあげましょう。
- 無理にクモを退治しようとすると、逆に興奮してしまい、余計に怖がることもあります。
クモは基本的に人を攻撃しません。暴れたり追いかけたりしない限り、静かにしていればクモの方から逃げていくことも多いです。
ベランダのクモを安全に追い出す3つの方法
「今すぐクモをどこかに行かせたい!」という時には、以下のような方法があります。
方法①:ほうきや長い棒でそっと誘導する
クモに向かって直接触れないように、先端で壁や床をトントンと軽くつつき、外側に逃がすように誘導します。
方法②:虫除けスプレーを使う
クモ専用の忌避スプレーも市販されています。ただし、風向きや近くに洗濯物がないか確認しながら、少量を遠くから使うようにしましょう。
方法③:段ボール+紙で外に逃がす
コップや空き箱をそっと被せ、下に紙を滑り込ませて持ち上げることで、安全に外へ逃がせます。虫に直接触れずにすむのでおすすめです。
クモ対策に効果的なアイテムと習慣
クモを「入れない・寄せない」ためには、日頃の環境づくりが大切です。
■おすすめのクモ対策アイテム
- クモ用忌避スプレー(天然ハーブタイプなども人気)
- ベランダのすき間に貼るクモよけテープ
- 超音波式の害虫バリア装置(クモ含めた虫対策に)
■習慣にしたい3つのこと
- ベランダの掃除をこまめに:ダンボールや植木鉢の裏など、クモが隠れやすい場所を定期的にチェック。
- 網戸や窓枠のすき間をふさぐ:小さな隙間からでも侵入することがあります。
- 照明をLEDに:虫が寄りづらい光に変えるだけでも、クモのエサ(小虫)を減らせます。
まとめ|落ち着いて、安全に、そして継続的に
ベランダで大きなクモを見かけると驚いてしまいますが、ほとんどのクモは無害であり、下手に騒ぐことで子どもが過剰に怖がることにもつながります。
まずは落ち着いて対応し、安全な方法で外に逃がす。さらに、日頃からクモが寄り付きにくい環境づくりを意識すれば、家族みんなが安心して暮らせます。
「怖い」より「冷静に」。
次にまたクモに出会っても、家族のヒーローとして落ち着いて対応できるよう、この記事を参考にしてみてくださいね。
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